脂肪腫について
脂肪腫について
脂肪腫とは、皮膚の下にある脂肪細胞が局所的に大きくなってできる良性の腫瘍です。基本的には命に関わるような病気ではありません。
脂肪腫は柔らかい『しこり』として自覚されます。痛みを感じる事はほとんどありませんが、数年かけて少しずつ大きくなることがあります。稀に神経を圧迫して痛むこともあります。
基本的に脂肪がある所で発生するため、背中、肩、腕、太ももなど体中何処にでも発生しえます。
よく似た『しこり』に「粉瘤」がありますが、粉瘤は皮膚の袋に角質や皮脂が溜まったもので、中央に黒い点(開口部)があり、炎症を起こすと強く痛むのが特徴です。
クリニックでは、まず触診や視診を行います。
より詳しく状態を把握するために、必要に応じてCTなどを行い、しこりの大きさや深さ、周囲の血管との位置関係を確認します。
ほとんどは診察で診断がつきますが、最終的な確定診断は、摘出した組織を顕微鏡で調べる検査(病理検査)によって行います。
稀に脂肪肉腫と呼ばれる脂肪腫に似た悪性疾患もあるので注意が必要です。
脂肪腫は良性の腫瘍であるため、小さくて日常生活に支障がない場合は、あわてて手術で取る必要はなく、経過観察でも問題ありません。
ただし、脂肪腫が自然に小さくなって消えることはありません。
治療については、整容面の問題や悪性が否定出来ないもの等で行われます。治すには手術による摘出が必要となります。
など、心配事があれば、一人で悩まず、まずは当院へお気軽にご相談ください。