皆さん、ご挨拶が大変遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
つだクリニック院長の津田です。
年始に入り報告されたインフルエンザの報告では、現在の集計方法となった1994年4月以降で過去最多になったとのことです。
開院して間もない当院の発熱外来においても、年末年始には大変多くの患者様を診療させていただきました。特にインフルエンザに罹患された方の多くは40度近い高熱の方が多く、出来るだけ負担の無いように診療にあたりました。ただ、まだまだ当院は未熟なところもあり、ご迷惑をおかけした事もあったかも知れません。今回の経験を糧にスタッフ一同さらに精進し、少しでも患者様に満足してただけるようにしていきたいと思います。
さて、年始から少し時間が経過しましたが、幸い発熱で来院される患者様の数はかなり落ち着いてきたように感じます。
当院スタッフが年末年始における当院の感染者状況を以下のようにまとめてくれました。
当院の感染者数と宝塚市医師会が公開している健康福祉事務所管内の定点観察との比較になります。
令和7年第1週(左から2個目の棒グラフ)に関しては当院が年末年始の休診であったため随分と感染者数が少ないですが、概ね宝塚市の傾向と合致しているかと思います。宝塚市としてもインフルエンザは急速に増えて、その後に減少していますので、ひとまずインフルエンザA型による猛攻は落ち着いてくれたかと思います。
しかしながら、インフルエンザA型の減少に相反して新型コロナウイルスに罹患される方がじわりじわりと増えています。また、当院ではまだ検出されていませんが、インフルエンザB型の存在も忘れてはいけません。
まだまだ油断はできない時期ですので、手洗い、うがい、マスクなど基本的な感染対策を十分に行い、健康にお過ごしください。
改めて、今年もよろしくお願い致します。